1/24 ダンバイン製作記 (17) – ベース

かなり早い段階からベースは木製と決めてました。粘土細工版が形になってきた頃なので2015年の暮れあたりですかね。全体のサイズ感をもとにこのくらいの大きさの板と決めて百均へ。で、セリアで購入したのは木製のまな板でした。
このまな板、残念ながら現在は見かけません。百均は品物の入れ替わりが激しく、同じものを安定して長く購入することができません。その点では無印良品とかのほうがよいですね。

角をR面取して水性塗料を塗りました。こないだつくった B-25J ミッチェルの台座と同じ手法です。R面取は木工用の電動サンダーで、水性塗料は百均のもの。っていうかミッチェルのときの余り物です。

外周部をマスキングして木工用ボンドを塗りたくり石塑粘土ラドールを薄く盛り付けます。
ラドールは粘土細工版をつくっていたときの残り物。なのでかれこれ 4、5 年の月日が経ってます。だいぶ固くなってましたが水を加えてよく練ったら普通に使えました。凄いぞ。

ラドールはいっぺんに厚盛りすると中が乾燥しないので薄く数回に分けて盛っていきます。起伏をつけたところで本体を配置し軽く地面にめり込ませます。

麻ひも。三玉入って百円。ダイソーばんざい。

麻ひもを縛ってハサミで切断、よりをほどいてボウボウにしていきます。先端側からランダムにハサミを入れるとそれらしくなります。何つくってるかって? もちろん草ですよ。

ダンバインの足元は草原が似合うと思うんです。トッド、トカマクとともに初めてダンバインに乗って降り立った原っぱのイメージですかね。
1/24 スケールなので塗装だけとかスポンジ散らすだけじゃ草の表現としては弱いと思いましてこんな苦行に手を出しました。ざっと40株くらいつくったかな。適当にグラデーションかけて色を乗せておくます。

根本に瞬間接着剤を染み込ませてから結び目の上で切断。気分はお田植えですwww

ざっと下塗りした地べたに木工用ボンドで草を植えていきます。ちょっと少なかったかな。さらにセリアで買ったホビー用ジオラマスポンジを撒きます。

スポンジの色がアレなので適当に色付け。ちなみに塗料は全てラッカー系です。C6グリーン、C27機体内部色、C136ロシアングリーン(2)あたりを使いました。
草の生えていない地面もちょっと色を足しています。C41レッドブラウン、C29艦底色あたりかな。まあ適当です。最後に全体をつや消しトップコートしておきます。

銘板。これは 3D プリント品です。元々は 2D プリントしてプラ板の切り出しで作るつもりでデータをつくってました。元になったデータのタイムスタンプを調べたらなんと 2009 年 8 月でしたよ。11 年も温めてたんですね。なんとも感慨深いなぁ。
石板調にするつもりでしたが結構難しくて、単に白とグレーのグラデーションでお茶を濁します。

これですべての作業が完了しました。完成です!
次回最終回。(でもサブタイトルは「チャム・ファウ」ではありませんwww)

コメント

タイトルとURLをコピーしました