先日の熱海ツーリングの際、百円ナビマウントの強度に若干の不安を覚えました。けっこうブルブル振動してたんですね。
機械モノのセオリーですが、どこかを補強すれば、必ず他の弱いところにしわ寄せが行くものです。PND側につけたコの字型のステーはがちがちに補強してあったので、次に弱そうなところといえばハンドルクランプに取り付けるボルト穴が開いている受け部分でしょう。で、補強敢行。
前回はちょっと特殊な接着剤を使いましたが、今回は同じプラ素材の切れ端を半田ごてで熱溶着してリブを形成することにしました。手法としたらカスタマックスのステアギヤと同じですね。
左が補強前、右が補強後です。三角形に切り出したリブを半田ごてで溶接し、端材で適度に肉盛してからカッターとヤスリで仕上げました。応力集中を緩和する目的でできるだけ滑らかな形状にしています。裏側もできるだけラインが滑らかにつながるようにして、どうしてもだめなところはホットボンドを流し込んで固めてあります。
溶接の良し悪しは母材への溶け込み具合で決まります。肉眼ではまあまあだと思われたのですが、写真にしてみると荒れ具合とかが目立ちますね。いまいちだったかな。ポロっと行かないことを祈りましょう。
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