右下がりのダンディ

転機というのは突然訪れるものです。
右下がりの原因はリアサスアームの成型不良にあると思い込んでいました。そこでリアサスアームを熱であぶって矯正しようと、リア周りを完バラすることにしました。その前にノギス程度ですが寸法をあたってみることに。
白っぽいバスタブ型のシャーシと黒いリアシャーシはサラネジでとめられています。黒いシャーシに白いシャーシを固定している部分、ホイルベースを変更するための穴が3連であいているところの厚みは約3mmで左右同一。でもよくよくみてみるとおかしな事に気づきました。

シャーシの垂れ
写真ではわかりにくいのですが、赤い矢印のあたりがねじれて垂れているようです。写真撮りしていませんが、あらためてシャーシをみてみると、右の後端はかなり反っていました。

あらこんなにスキマが
ノギスの持ち手を当ててみました。やはり右が垂れています。隙間は0.2~0.3mmくらい。根元でコンマ何ミリか違うと、先端つまりタイヤでは数ミリの差が出てきます。なんとまあ、これが原因だったとは。
0.3mmのプラ板を接着。組み上げるとリア両輪はぼぼ同時に接地しました。あとはサスアームとシャーシの間に薄手のシム(コピー用紙)を瞬間接着剤で積層して調整。平行四辺形状態が解消されました。

コメント

  1. まるは より:

    リア右サスアーム。問題なかったのですか。XMODSは精度が精度だけに下手にガタ取りすると、競り合ってしまって、どうにもならなかったので、タミヤの1/10RCと同様に、適度なガタで妥協してしまいました。あとは材質の問題が・・・

  2. kyu より:

    XMODS、どうやら型がずいぶんくたびれてきている感じです。または型から取り出す際に失敗しているのかも知れません。この部分の報告はWebでもあまり目にしていませんので、もはや製品寿命ということですかね。本家アメリカではXMODS EVOに切り替えが進んでいるようですし。私が購入したのはまさにEVOの発売寸前だったので、一番まずい時期だったような気がします。

  3. まるは より:

     気になったので再度XMODS眺めてみました。シャーシ後部を裏側から見ましたが、両側とも同じように下がっていました。初期に近い物なので、型がまだしっかりしている頃なのかもしれませんね。 XMODS EVOですが、HPIのカタログにも載っているので、そろそろ簡単に購入出来るのではないでしょうか。1つのメインシャーシで3種類作れるのは魅力ですが、材質と精度を考えると、頭が痛いところです。

  4. kyu より:

    HPIのサイトに掲載されていますね>EVOメーカー希望小売価格9200円(税別)にはちと驚きました。RadioShackでは定価約60ドルなので、1ドル117円として約7000円。うぅむ。ちょっと笑ったのが、「最小回転半径23cm」の表記があったことです。

  5. まるは より:

     いきつけの店にFAXが届いていました。先行販売の予約だったようですが、店長はことのほかHPIが嫌いらしく、全く無視する様子でした。実際、必要な物が送られてこない、忘れた事に送られてくるなど、HPIの評判が悪いようですし販売店も困っている状況なので、当然の事かもしれませんね。 そのうち、オートバックスなどで古いXMODSと並べて売られるのではないでしょうか。しかし随分高い値段設定ですね。香港の通販ショップに注文すると、送料や税金払ってもまだ安いので、日本の流通はどうなっているのだろうかと不思議な気分です。>最小回転半径23cm本当に曲がれるのでしょうか(笑以前と比べると曲がるようになったようですが、実際にはMini-Z AWDと比べ物にならないほどの大きな回転半径という事らしいですから、虚偽ですね(笑

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