ナビマウントの材料で最初に思いついたのは、ミラーを取り付けるためのハンドルクランプ。アルミのブロックにパイプハンドルの径に合わせた穴をあけたあとで真っ二つに切断し、片側にタップ、反対側にバカ穴を開けて、ボルトを締め上げるとパイプハンドルにブロックが取り付けられるというようなものです(うーむ言葉で説明するのは難しい。こんなんです)。一般的なミラーはM10なので、ブロックにはM10のネジ穴が開いているのが普通です。
これが実はいいお値段します。どうしてバイク用のパーツは高いのか。それは数が出ないからですね。
で、ひらめきました。パイプに何かを取り付ける必要があってしかも数が出るものといえば、自転車のアクセサリーです。自転車用品の品揃えが豊富な大き目のダイソーへ。ベルとかボトルホルダとか鍵とか傘入れとか、いろいろな商品を見比べて買ったのがこれ、「安全通学用点滅ライト」です。
もちろんライトの部分には用はありません。自転車のサドル下のパイプ(正式名称がわからんです)に取り付けるようで、ライト本体と取り付け部は簡単に外せるようになっています。ちょうどカメラのクイックシューのような構造です。
安全通学用点滅ライト本体側についていたステーです。M5のサラネジで取り付けられていました。
コの字型で力を入れると開いてしまうのとひねりねじりに弱く強度的に不安なので補強することにします。
ステーの材質がよくわからないのですがたぶんABSかPEでしょう。難接着材をくっつけるために、職場で使用しているちょっと特殊なアロンアルファを使用。事前に専用のプライマを塗布するタイプのものです。さらに手持ちのタッピンネジを打っておきました。ちなみに使用したタッピンネジはXMODS用のなにかです。
11.5×17×3の板ナットは3mm厚のアルミ板を切り出してつくりました。タコメータのステーに使った材料のあまりですな。コの字ステーをネジ止めするM5を立てておきます。
ステーを組み立てた状態。これをクイックシューのようなマウントを介してハンドルバーに取り付けます。
落下防止用命綱は適当な携帯電話用ネックストラップを利用。ミニ四駆用のカラーやワッシャやらを使いました。長いタッピンネジに換えてナビ本体のネジと交換しました。
ボルトをステンレスに置き換えて完成です。
結局、安全通学用点滅ライトが100円、ステンレスボルトが約200円ってとこです。
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