アイソレーションボックス

共立エレショップに発注していたトランスが届きました。
アウトプットトランス1KΩ:8Ω ET-81 (-)　単価294円。結線図はここにありました。

寸法は写真の通りで16×16×20mmです。思っていたよりは小さくてよかった。
赤い線が生えているほうが一次側。赤い線は使いません。アウトプットトランスとしてでなくインプットトランスとして使用するので、一次二次が逆になります。
トランスを接続したステレオミニプラグをちょいNAVIの出力に挿すとちょいNAVI本体のスピーカーが黙りました。半挿しにする必要もありません。よしよし。
音楽を鳴らしながら出力の直流電圧を測定してみました。

• R-GND間 … 0mV前後
• L-GND間 … 0mV前後

思惑通りの結果ですね。ケースに納めてアイソレーションボックスを仕上げてしまいましょう。

トランスとパネルマウントのステレオミニジャックをタカチのケースに組み込みます。
ケースはSW-55Bを選定。外寸W40×D55×H20mm。肉厚2mmなので有効36×51×16mm。トランスの大きさがわからないまま同時発注してしまったので不安だったのですが、なんとか入りました。
中で暴れるのも嫌なので適当なプラ板にトランスを固定してからケースに納めています。
(注意: この写真は結線が間違っています。正しくは下の回路図を参照ください)

ってことでさっくりと完成しました。
ハンドルバーにベルクロを巻きつけて固定する予定。

このアイソレーションBOXを介してPC用アクティブスピーカーにつなぐと、今までの苦労がうそのようにでかい音が鳴るようになりました。絶縁のためというよりはインピーダンスマッチングのための機材なのですね。