ベアリング組み込みその1

パワーズのミニチュアベアリング、精度やガタの面で不安だったのですが、思っていたよりもいいものでした。

パワーズ603ZZ

ひとまず片側のシールをはずしてグリスを洗い落とし、粘性の低いオイルを入れました。これで指ではじくとスルスル回るようになります。シールは精密ドライバーでこじってはずしたので再利用はできません。ちなみに転動面かボールを傷つけてしまったらしくひとつだけ失敗してしまいました。

まずはフロントアーム内の赤いプラベアリングの換装から。
以前の記事で書いたように、赤いプラベアリングは外径φ6×内径φ4×厚さ2mm、630ZZは外径φ6×内径φ3×厚さ2.5mmなので、そのままコンパチというわけにはいきません。部品を前にしばし考えた末、シャフトのプラスチック部分を削って段付にすることにしました。フロントアームはいじっていません。
シャフトの加工
右が加工後です。根元から2mmだけはφ4を残してあります。芯をはずさないように加工するのは結構難しいです。

ホイールを完全に締め上げるとホイール内側のボスがベアリング外輪と干渉しますので、ボスを面取りします。このとき平らな面が残るようにしてやらないとだめです。
ホイールボス加工

次はセンターシャフト。こちらは難関ですね。

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