油温計の製作(2)回路検討とLCD改造

動作モードの変更にトライ。

★ショートパッドの短絡

ショートパッドSP1を短絡して様子見したところビンゴだったようで、オートパワーオフがキャンセルできました。SP2とSP3はもともとショートされていたのでいじらず。SP4も試してみましたが機能はよくわかりませんでした。

電源回路の検討です。
12Vから1.5Vをとるのには簡単な抵抗による分圧回路を使います。消費電流も充分小さいので大丈夫でしょう。バックライト用のLEDはCRDをかまして12V駆動。
ACCからとるとノイズを拾ったりエンジンの状態によって電圧変動するのは目に見えているので、例のタコメータ用電源から分けることにします。
というわけでこのような回路図になります。

★電源回路図

見ての通りありあわせの材料で構成してます。LEDとCRDの数は暫定。照度の具合によって後で決めます。

★バラック組み

適当に配線しスクーター用の12Vバッテリーをつないで動作確認。7時間ほど連続動作させてみましたが特に問題なさそうです。

エレキ的な確認が取れましたので次は工作の時間。まずはLCDを反射型から透過型に改造できるかどうか。

同様の事例を探してWebをあたったところ、下記のサイトが参考になりそうです。
hp200LX Restore Station:LX-REST
HPのパームトップPC HP200LXの改造や修理を手がけていらっしゃるサイトです。

LCD裏の反射板を剥がします。

★反射板剥がし

反射板の下には偏光板があるはずなので、無理をせずじっくりと作業します。慎重に角の部分にカッターを入れ、じわじわと剥がしていきます。

★反射板除去完了

案外簡単に剥がれました。糊残りもそれほどでもないです。

————2011.02.14追記————
新調したキッチン温度計は、組立から結構時間が経っているものらしく、反射板の下の糊残りがひどかったです。クレオスのラッカー薄め液を塗布してしばらく待ち、糊が軟化したところでプラ板製のスクレーパで剥がしました。最後はアルコールで拭きあげました。
————追記ここまで————

本日はここまで。

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