クランクケース内減圧(その2)

クランクケース減圧バルブを取り付けて、都合300kmほど走行してみました。正直言ってこんなに変わるとは思ってもみませんでした。

ホントにエンジンブレーキが効かなくなりました。効かなくなったというより、効き目がマイルドになったというほうが正しいですね。

装着後の初乗り時、7000rpmくらいでぶぃーんと走っていて、遥か前方の信号が赤なのに気づいてアクセルを全閉に戻したときのエンジンブレーキのかかり方が、いままでとだいぶ違いました。ちゃんとブレーキに頼らないと停止線オーバー気味です。

ボルティーの寝起きの悪さはぴか一ですが、朝一の始動時、えらく簡単にエンジンがかかるようになりました。

峠でガンガン走っていて、登りのヘアピンで2速→1速に落とすとき、進入速度が速すぎてエンブレが強烈にかかり後輪がキュッとロックしてしまうことがままありますが、今回のツーリングでは一度もタイヤが鳴きませんでした。

スロットルをパーシャルにして巡航しているときの振動がだいぶ減ったような気がします。

ネガ面としては、ブレーキを多用するようになり、ノーマルブレーキのプアさが際立ってしまいました。特に土曜日は全行程ほとんど雨だったので、効かないブレーキがちょっと怖かった。

燃費は300km走って30km/L。先週もツーリングで約300km走る機会があったのですが、そのときは32km/Lでした。先週のツーリングはほぼ平坦な道を一定速度でたらたらと走ることが多かったので、減圧バルブの有無で変わったのか、走り方のせいなのかはちょっと判断つきかねます。もうちょっと距離を重ねて様子をみます。

いずれにしても、84円のパーツで性格が激変しましたよ。すばらしいコスパですな。

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